ファスナーが縫い付けられて、開閉することが出来るタイプです。
丸型ジャバラの特徴
丸型ジャバラは、油圧、エアーシリンダー、ネジシャフト、スプラインシャフトの保護、送風用ダクト、排ガス用ダクト、液体、粒体、粉体の輸送等の用途に使用されます。
製法・構造の紹介
標準仕様は、ネオプレンクロス0.38とSUS製リングにて製作します。製作外径寸法は30φ~1000φまで、コーネックスなどの耐熱タイプも用意しております。
ジャバラが開閉する構造になっているため、機材を取り外してからジャバラを設置することができない場所にも後付けで設置をすることが可能です。
ファスナー部の影響により、縮んだ際のMINが他の構造よりは小さくしにくい場合があります。

ジャバラが縮んだ際に空気穴がないと内部のリングがズレたり破裂する可能性もあるため、基本的には空気穴を開けることを推奨しております。防水性や気密性が必要な場合は空気穴無しで製作も可能です。
取付方法はクランプ式(ホースバンド)とフランジ式の2種類となります。ジャバラの中腹部が垂れることを防ぐため、長さ250mmの間隔で中間板を挿入します。
選択可能な素材例
ネオプレンクロスやコーネックスなどに加えて、耐油性に優れたNBR、コーネックスの片面をシリコンでコーティングして生地の毛羽立ちを抑えたシリコンコーネックスや耐熱性、難燃性に優れたSGSクロスなど幅広い生地での製作が可能です。
使用温度はネオプレンクロスが-55℃~+100℃まで、コーネックスが+180℃までで、さらに高温環境の場合、ATG-アルミクロスやSGSクロスなどをご案内させていただきます。
ご使用環境等に合わせてご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。